営業店の事務ミス・事務事故は減少していますか?
1.これまで実施してきた事務指導の効果は出ているか
(1)何回指導しても事務ミスが後を絶たない
(2)同じ質問の電話が何度もある
(3)集合研修の資料が充分活用されていない
(4)事務取扱要領を見ようとしない
(5)Q&Aを作成しても活用しない
(6)役席が事務を理解していない
(7)事務取扱要領を電子化したが結局活用されない
現状はこのような状況ではないでしょうか?効果が出ているとは言い難い実態だと思います。実はこの状況は他行様、他金庫様も同様です。だからといって安心はできませんが、どこでも同じ課題を抱えているということは事実です。
2.これまでの事務管理・指導の方法
3.これまでの方法では何故効果がでないのか
4.これまでの指導方法において反省すべき点
(1)事務取扱要領を勉強するよう指導してきたが無理があった
(2)集合研修をもっと現実的で実務的なレベルにすべきだった
(3)臨店指導では伝票や帳票のチェック以外にやるべきことがあった
(4)Q&A等は継続的に実施し一覧性を考慮すべきだった
(5)事務経験がない新任役席には役席業務とは何かを明確に伝えるものが必要だった
これからは、伝統的な指導方法に加えて担い手の変化、時代の変化にマッチした指導方法を取り入れていく必要があるということです。
5.これまでの指導方法にEPSを取り入れることで改善することができます
6.EPSを事務指導に取り入れ改善を図っている例
(1)個別業務
①相続(預金、融資、投信、国債、外貨預金他)
②差押(預金差押)
③諸届
④新規口座開設(本人確認、個人情報保護、名寄、マネロン他)
⑤代金取立(組戻、不渡含む)
⑥内国為替
⑦その他内部事務全般
(1)個別職務
①役席業務(預金担当役席)
②役席業務(融資担当役席)
③役席業務(渉外担当役席)
④事務職員の業務(預金、為替、出納、テラー)
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- at 2006年09月17日