頭の中はいつも空にするようにしています

どうして同時に複数のプロジェクトを進めることができるのですか?

と、よく聞かれます。
答えは「いつも頭を空っぽにしてそれぞれのプロジェクトに望む」です。
3~4プロジェクトを同時進行させるのが常態化してくると、切替え時に頭の中をリセットするのが習慣になります。というか、そうしないと同時進行はできません。

確かに、多くの方にインタビューさせていただきノウハウをコンテンツ化していくEPS導入プロジェクトを、複数同時進行していくのはタフな仕事かもしれません。あまり出張をされない方が私の移動状況を聞けばびっくりされるかもしれません。今週は東北、来週は北海道へ行き、その次は近畿方面へ一週間.........。
各プロジェクトはテーマが全く違うものもあれば、同じようなテーマもある。一ヶ月の間に30人くらいの方にインタビューさせていただくこともしばしば、ともし私が人から聞けば、よくがんばりますねえ。と思わず言ってしまうでしょう。

それぞれのプロジェクトを一週間なら一週間、その期間中の仕事に完全に区切りをつけ、その部分については必ず『形』にしておくことができれば懸案事項は無し、完了です。それで次回まで何も考える必要がありません。次回まではそのプロジェクトについては一切考えず、再度時間を経たところで前回の結果を見ることで、自分で自分の仕事を客観的に評価することができます。
自分で自分の仕事を評価することにより自分の考えの一貫性、あるいは柔軟性を確認していくことができるという訳です。

ポイントはその期間の仕事はその期間内に決着をつける。そしてすっかり頭を空にして次の仕事に望む。これを短サイクルでできるようにすれば、同時に複数のプロジェクトを進めることができます。あちこち移動するのもスイッチの切り替えになっているのかもしれません。

業種、職種を問わず、一人でいくつもの仕事を同時進行させているタフな方は多いと思います。是非、次の仕事を前の仕事を忘れる時間に使ってみてください。その時は、必ず前の仕事を完了させることを忘れないようにしてくださいね。