ごあいさつ

システム化の陰で見落とされていた『人が担う業務』の重要性と改善機会

aisatu00.gifITで置き換えることができない人が担う業務について、企業としてどれだけ正確に把握しているかが問われる時代になりました。

リスクマネジメントや内部統制法制、新会社法等の要請により業務プロセスの文書化が求められることになり、初めてその重要性に気がついた企業も多いのではないでしょうか。
それでは何故、これまで人が担う業務が企業レベルで重要視されてこなかったのでしょうか。この理由について弊社は、人が担う業務は担い手の責任感や仕事に対するプライドといった精神的な部分で形成され支えられてきたことが大きな要因であると考えています。

即ち、人が担う業務については、そのほとんどが属人的な暗黙知として担い手自身にしか把握されていなかった。しかし企業としては、その暗黙知を把握する必要性を感じていなかった。という訳です。
これは、巨額なIT投資、派遣等への人材のシフトといった合理化の陰で、人が担う業務が軽視されてきた結果と考えられます。

先ず初めに、業務を全部棚卸してその中身をよく見てみることです

aisatu02.gifしかし、どんなにITが進化しても、人が担う業務はなくなりません。既にお気付きの通り、この陰に隠れていた人が担う業務にこそ企業の生命線と言うべき、競合他社との差別化となる経験、ノウハウが蓄積されています。法の要請の有無に拘らず、企業として正確に把握し、真剣に見直し、活用していかなければなりません。
人が担う業務とは一体どのようなものだったのか、具体的に、正確に、その業務の全てを詳細に棚卸して全貌を明らかにすることです。そしてその棚卸結果をよく見て評価しなければなりません。

そこで初めて気がつくでしょう、これまで重要視してこなかった人が担う業務の暗黙知の中に、企業として把握し共有すべき、リターンの拡大に貢献する数えきれないほどの経験やノウハウが蓄積されていたことを。そしてそのノウハウの中には企業が把握し統制すべきリスクの所在やリスクコントロールの方法まで既に明確になっていたことも。

従来の方法では解決できなかった経営課題の解決に一石

aisatu03.gifこのように棚卸の実施によって、企業の生命線とも言える多くの貴重な経験、ノウハウを洗い出すことができます。ここで最も重要なのはこのノウハウをどのように活用するかです。
弊社のコンサルティングサービスEPSでは、この棚卸結果を分析しコンテンツ化します。コンテンツ化により暗黙知とされていた人が担う業務のノウハウを全社員で共有することができるようになります。
EPSによって、これまでIT化、集中化、アウトソーシングといった従来のソリューションの枠では解決できなかった人が担う業務の領域における様々な経営課題を解決することが可能になりました。
その具体的な手法については、本ホームページで事例を織り交ぜて解説させていただきます。どうぞじっくりとご覧下さい。又、ご不明な点はお問い合せ下さい。

弊社は、この人が担う業務の領域に特化したコンサルティングサービスEPSの提供により、企業の本質的な問題を見極め、その解決について真剣に取組み、顧客企業の経営改善に貢献して参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

株式会社エクスアイ
代表取締役 小林貞雄